松岡タカノリのレジリエンス伝道日誌

日々是レジリエンスNo.61-新年の抱負と龍の年-元旦からレジリエンスが試される

皆様、明けましておめでとうございます。本年もブログ「日々是レジリエンス」をよろしくお願い申し上げます。

帰省先から戻る途中の高速道路走行中に、石川県能登半島で発生した地震速報に接しました。被災された方に心よりお見舞い申し上げます。心身の安寧と一刻も早く元の平穏な生活が戻りますことを心よりお祈り申し上げます。

辰年はポジティビティが活性化する年

今年の干支は辰、龍、ドラゴンの年です。、東洋の文化では、龍は非常に強力で幸運な生き物とされ、知恵、力、富、繁栄を象徴しています。そのため、辰年は陽の気が動いて万物が振動するので、活力旺盛になって大きく成長し、形がととのう年、 運が良い年とされ、出世や権力に大きく関わる年といわれています。

陽の気とは、まさにポジティビティですよね。辰年は、ポジティビティの年なのです。

そんな運が良い辰年の元旦は、一粒万倍日と天赦日が重なる縁起の良い日でしたので、新たな気持ちで新事業や計画を立てた方が多いかと思います。

新年の抱負の意義

辰年は、新たな可能性と変化を象徴する年、人々が新たな始まりを迎え、目標を達成し、繁栄を享受するための年とされているので、そんなエネルギーが活性化する年の始まりの日に新年の抱負や目標を掲げるのは、目標を達成し、繁栄を享受するリアリティが増大するのではないかと思います。

私も今年一年の目標を掲げ、臨場感を持って自分自身に達成を宣言しました。コミットしました。

今年は、新たな事業をいくつか企画しており、コミットしたので、高い確率で成功します。

思考は現実化する-自己成就的予言の活用

前回のブログで、選択的注意の話や準備された心の話を記しました。

私たちは、常に自分の信念というフィルターを通してしか物事を見ていません。

もっとありていに言えば、私たちは、「見たいものしか見ていない」のです。

新年の抱負を掲げ、その実現を臨場感を持って描けば、それにフォーカスし、思考や行動を起こしますので、実現する可能性は高くなります。

その逆もまたしかりで、ネガティブな思考や行動は、不幸や不運をもたらすことになります。不幸な結果に選択的にフォーカスするからです。

まさに「思考は現実化する」のです。

龍のパワーやレジリエンスにあやかって、今年一年を幸福な素晴らしい一年にするのであれば、そのようなイメージを臨場感を持って抱くことが大事です。

「思考は現実化する」って本当なの?とお思いの方に、もう1つお伝えします。

心理学用語で、「自己成就的予言」という言葉があります。

これは、「根拠のない思い込みであっても、思い込んでいるうちに本当にそうなってしまうことがある」または「先行する思い込みがその後の思い込みや結果を生むことがある」という現象のことを指す用語です。

自己成就的予言は、良い結果も悪い結果も起こりえます。ですので、折角だから、良い結果を生むように、目標実現を思いこんで、良い自己成就的予言を起こす方が得だと思います。

皆様も、新年の抱負が実現する、ポジティブな自己成就的予言をしてみて、辰年の一年を素晴らしい一年にしてくださいませ。

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