親が幼児期の子どもの安心安全な基地になるには、どんなときでも子どもを信じ、100%子どもの味方になることが大事なのです。

親が幼児期の子どもの安心安全な基地になるには、どんなときでも子どもを信じ、100%子どもの味方になることが大事なのです。
子どもに良い成果をもたらす信念システムは、子どもの過去のポジティブな情動記憶から作られます。子どもさんにそのようなポジティブな情動記憶を残すには、親が子どもにとっての安心安全な心地よい環境であることが大事です。
子育てには心理学的に明確な目的があります。その目的を果たすには、親(大人)の信念を押し付けないようにすることが大事です。
利他的な目的をさらに深めることができれれば、子どもさんのグリットはさらに高まり、将来、本当に自分の進むべき道を自分で決めることができます。
子どもさんの目的意識を高めるには、「自分の大好きなこと」を行い続けるうちに「自分だけでなく他の人も喜ぶこと」に気づく“ユーダイモニズムの芽ばえ”を育むのが大事です。
目的意識をもつための最初のステップは、自分の大好きなことを見つけることと、それによって人が喜ぶことを見つけることです。
グリットを高める「意図のある練習」は、辛いものですが、「フロー」に入るようになれば、努力を苦にせず、意図のある練習も辛さを感じず、楽しんで行うことができます。
子どものグリットを高めるには、大好きなこと、興味のあることを常にうまくなる、上達するという気持ちを持たせ、「目的のある練習」、「意図のある練習」をすることが大事です。
子どもさんのグリットを高めるには、興味を抱いたことに対して、保護者や指導者が優しく励まし、“ちょっとした目標”を与え、それに挑戦するように勇気づけることが大事です。
グリットを高める最初のステップ、「興味」とは、「情熱を抱き、それに没頭するスキル」なのです。