松岡タカノリのレジリエンス伝道日誌

日々是レジリエンスNo.38‐信じる心のパワー~サッカー日本代表の快挙から考えること

こんにちは。「コーチング式子育てのガッコウ」講師の松岡タカノリです。

この「3つのよいことブログ」では、ポジティブ心理学や「3つのよいこと」ワークを基にした、子育てや暮らしに役だつ情報を投稿してまいります。

サッカーワールドカップ2022年カタール大会、日本はドイツ、スペインを撃破してのグループリーグ首位通過!大快挙ですね!

日本サッカー、スペイン戦から学んだこと

スペイン戦をずっと観戦していましたが、ピッチに立っている選手はもちろんのこと、控えの選手、監督スタッフ一人一人が勝利を信じ、仲間を信じ、なによりも自分自身を信じて戦った様子が強く伝わってきましたね。

三苫選手がセンタリングして田中碧選手が2点目をあげたところが象徴的だったように思います。三苫選手は、必ず追いついてセンタリングできると自分を信じて最後まであきらめずに走りましたし、田中碧選手は、三苫選手からボールが必ずあがってくると信じてゴール前で待っていたように思います。

三苫選手は後半から出場しましたが、その三苫選手を送り出した監督、ベンチの控え選手やスタッフも、三苫選手を始めとしたピッチに立つ選手が活躍し、勝利に導いてくれると信じて送り出したように思います。そして森保監督は、自分の判断と選手・スタッフの意思や行動を深く信じていたと思われます。

改めて「信じること」、「最後まであきらめないこと」の大事さをサッカー日本代表から教えられた思いがしました。

子育てで最も大事なことの1つ⇒親は子どもを100%信じること

サッカー日本代表の戦いぶりをみて理解できるように、「信じる心」は、とてつもないパワーを生み出します。

それは子育てにも通じます。子育てにおいても、「信じる心」、親が「自分の子どもを信じる心」は、子どもに多大な影響を及ぼし、無限のパワーを引き出します。少しおおげさな言い方ですが、私は本当だと思います。

親が子どもの発育初期に、「子どもを100%信じてあげる」と、子どももそれに応じ、「親はいつも自分を信じてくれる」、「親はいつも自分の味方」だと感じ、親に対して絶対的な信頼感、安心感が育ちます。

子どもに親に対する深い信頼感が培われると、子どもの心には、「自分以外の誰かを信じることができる」という記憶が焼き付きます。その「自分以外の誰か」は、最初はお母さんやお父さんから始まり、学校の先生やお友だちへと徐々に広がっていきます。それは、「自分が生きている世界を信じる」ということにつながり、まさに生きるエネルギーになるのです。

さらに、親から絶対的な信頼感を得ることによって、子どもは自分自身を信じる気持ちも育みます。これが子どもの「本物の自己肯定感」となるのです。

つまり、親が「自分の子どもを100%信じる心」こそが、子どもの本物の自己肯定感を創り上げる源泉なのです。本物の自己肯定感が高い子どもは、将来、なりたい理想の自分を実現する可能性が高いので、「自分の子どもを信じる心」が子どもの無限のパワーを引き出すといっても大げさではないでしょう?

ワールドカップサッカー、日本代表の決勝トーナメント初戦の相手はクロアチア。12月6日(火)の午前0時にキックオフです。日本代表の信じる心のパワーがさらに快進撃を生むことを期待しましょう。

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