松岡タカノリのレジリエンス伝道日誌

日々是レジリエンスNo.57-自己肯定感の芽生えと不登校― 子どもたちの心と向き合う旅

最近、急激に頭髪量が少なくなり、突然のことでひとしきりネガティブ感情が湧きあがってきましたが、頭髪スタイルをジャック・ニコルソンかスティーブ・ジョブズのスタイルに変える機会なのかもしれないと、とらえ方を変えて感情をコントロールしています(実際、前髪はキューピーちゃんか横山ノックみたいなのですけど…)。

心のレジリエンスは強いが頭髪のレジリエンスは弱いらしい、“レジリエンストレーナー松岡タカノリです。

2023年10月の文部科学省の発表では、小中学校の不登校児童生徒は、前年度比22.1%増の29万9,048人となり、過去最多を記録したそうです。私の身の回りでも不登校に悩む方々の声が多くなり、レジリエンストレーナーとして看過できないレベルに至っていると感じています。

今回は、No.57のブログに続き、「自己肯定感」と「子どもの不登校」にフォーカスし、「自己肯定感」と「レジリエンス」の重要性について、ブログを書いてみたいと思います。

自己肯定感の芽ばえ

自己肯定感は、「自分が自分を好きになる」、「自分の存在を肯定する」、「自分の価値を肯定する」感情で、Yes,I’m good!と感じる感情です。

自己肯定感は個人の心の土台とも言えるもので、私は生きるエネルギーそのものだと思います。

自らを受け入れ、信じることで、人は困難な状況に果敢に立ち向かう力を得ることができます。

特に子どもたちにとって、この力は、生きていく上で、ワクワクと下将来への自信を築くために欠かせないものです。

不登校に込められたメッセージ

日本の子どもの自己肯定感はとても低く、OECD加盟国の中でも最低レベルです。子どもの不登校には、さまざまな原因がありますが、子どもの自己肯定感の低さも大きな要因になっているのではないかと思います。

不登校に悩む子どもたちの中には、時に自己肯定感の低さが影響していることがあります。学校や社会への不安、他者との比較からくるプレッシャーなどが、彼らを引きこもらせる原因となり得ます。

こうした事象に直面する際、子どものレジリエンスを高めること、子どもだけでなく保護者のレジリエンスを高めることがいかに重要かを理解することが大事です。

レジリエンスの育成

レジリエンスはトレーニングによって高められる身につけられるスキルでありマインドです。

子どもたちが困難に直面し、それを乗り越える経験は、自らを知り、成長するための重要な手段、レジリエンスを高める資源となります。

教育者や親が子どもたちに寄り添い、ポジティブな環境を構築することで、レジリエンスが育まれやすくなります。

結びつけて考える

自己肯定感と不登校は複雑に絡み合っています。子どもたちが自らを大切にし、内に秘めた強さを見出すことで、学びへの意欲が高まり、不登校の問題にも対処できるでしょう。私たちがサポートし、理解し合うことで、彼らの未来に光を灯すことができるのです。

「自己肯定感と不登校」は私が深く掘り下げたいテーマの一つです。これは私が心から大切にしている思いでもあります。未来の社会を築くためには、子どもたちの心の成長が不可欠です。皆さんと一緒に、その旅に出発しましょう。どうぞ、共に考え、行動していきませんか。

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