松岡タカノリのレジリエンス伝道日誌

日々是レジリエンスNo.46-チャットGPTの限界とレジリエンスの可能性

今日から5月に入り、今年のゴールデンウイークは、長めにお休みを取られる方も多く、国内海外の旅行客もコロナ前にすっかり戻ったような気がしています。

先ほど病院でおばあさまの真理に心震えた“レジリエンストレーナー”の松岡タカノリです。

家族の通院の付き添いでとある大病院の待合室にいたとき、ご高齢のご夫婦の会話が聞こえてきました。

老紳士「最近、チャットGPTとかAIとかが流行っとるんと。なんかわしら人間の仕事を奪って、わしらを支配するようになるんじゃと。」

老婦人「そんな人間に逆らう機械だったら、コンセント抜いて動かんようにしとけ!」

おばあさまのおっしゃる通りでございます。

最近ワイドショー総ざらいのチャットGPTってどうなの?

最近、ちまたでは対話型AIツール、chat(チャット)GPTの話題で持ちきりですね。

公開2カ月で世界での利用者が1億人を突破したそうで、凄い勢いで普及していますね。質問や命令などをテキストで入力すると、瞬時にそれに応じた答えが返ってくるので、ブログ作成やレポートの作成、ビジネスでの企画書やプレゼン資料の作成など様々な用途に活用されている反面、弊害やリスクも指摘されはじめ、個人情報の漏洩や著作権侵害などの問題で使用を禁止する国や団体も現れています。当然と言えば当然の流れですよね。

ちなみにこのブログはチャットGPTで作成していません。ちゃんとGPT(んばってレゼンくっている)で作成しています。

チャットGPTというかAIの限界

AIの新たなツールが開発されると、都度、人間の仕事はAIに奪われ、どころか我々人間は、AIに支配されるのではないかとのAI脅威論が浮上します。あたかも映画「マトリックス」の世界になるかのように。

皆様はお気づきになっていません。既に「マトリックス」の状態なのに。

これは半分冗談で、半分真実です。

半分真実の意味は、アドラーの認知論にあります。私たちは身の回りの世界をありのままに知覚しているようで、それは全て錯覚で、自分なりのフィルターを通してしかみていない、錯覚しか観ていないのです(この辺の詳しいお話は、私が講師を務める「レジリエンストレーナー養成講座」でわかりやすく解説しています。ご興味のある方は、是非ご受講くださいませ。)

さておき、AI脅威論ってどうなの?って私はいつも思っています。

AIって人間にとって脅威なの?

AIのディープラーニング(人間が自然に行うタスクをコンピュータに学習させる機械学習の手法)は、日進月歩に発達していて、あたかもAIが自ら考えているように見えますが、それであっても人間が基となる情報をインプットしないとディープラーニングは機能しないことになります。

チャットGPTもそうです。チャットGPTは、あくまでも自動応答のためのツールなので、人間と同じような論理的思考力や判断力は備えていないと言われています。何か急なトラブルがあってもチャットGPTは瞬時に対応できないでしょう。なんてレジリエンスの弱いこと!人間で良かった!

メタ認知力とコミュニケーション力を高めよう!

いずれAI技術が進歩すると、私たちの脳の機能を凌駕する時代が来るかもしれません。ただ、それはまだまだ先の世界と私は認識しています。なぜなら私たち人間の脳の機能の可能性は計り知れないからです。

AIと人間との協調

現代のAIには絶対マネできない私たちの脳の機能に、メタ認知力コミュニケーション力があります。これは、脳科学者の中野信子さんも指摘しているところです。

メタ認知力とは、認知(物事、状況に対するとらえ方、解釈)を客観的に認知する、気づく能力です。

コミュニケーション力は、その場の状況に応じて相手との言語非言語のコミュニケーションを交わし、良好な人間関係を築く能力です。

これらはいずれも!私の愛してやまないレジリエンス(心の回復力)に含まれています。

これからのAI全盛の時代、AIに使われることなくAIを使いこなし、リスクや弊害を回避するには、メタ認知力、コミュケーション力、ひいてはレジリエンスを高める必要があります。みんなで一緒にレジリエンスを学びましょう!

さて、私はゴールデンウイーク中、旅行に行かず部屋にこもってちゃんとGPTもしくは、ちゃんとGBT(ゴールデンウイーク中ログをくっている)をしています。おあとがよろしいようで。