こんにちは。3つのよいことブログです。
このブログでは、ポジティブ心理学や「3つのよいこと」ワークを基にした、子育てや暮らしに役だつ情報を投稿してまいります。
さて、「3つのよいことノート」は、このたび、ノートの価値や使ったあとの効果を、対象となる子どもさんやお母さまにわかりやすくお伝えするため、グラフィックレコーディングの手法を活用したPOPを制作しました。
今回は、そのPOP制作にいたるまでのストーリーを記したいと思います。
ビジュアルで魅力を伝えよう!-大阪の町中華での飲み会ブレスト
今年の1月、大阪某所の町中華で、文具業界に精通した文房具ソムリエさんと、私(文房具ビギナーだが、レジリエンスも自己肯定感も自己効力感も高い、ワインノムリエ)とは、新年会を兼ね、今年の「3つのよいことノート」の普及計画について話し合っていました。
文房具ソムリエさんは、お酒が全く飲めないにもかかわらず、トークのテンションは高く、次から次へとプロモーションのアイデアを発します。お酒が大好きなワインノムリエ(私)は、飲み始めるとどんどん酒量が増え、記憶が薄れかけてきます。マシンガンのように飛び出す文房具ソムリエさんのアイデアについていくのにやっとで(その割にお酒のグラスは次々と空いてしまうのですが…)、考えがまとまらなかったのでした。
そんな飲み会ブレストも佳境に入った折、ワインノムリエは、
「このノートは親子の自己肯定感や幸福感を高めるには最大の効果を発揮するのですが、店頭に置くだけでは価値が伝わらないようですねー。」と、当時、まん延防止対策が施された影響により売上が伸び悩む中、自己肯定感の高かったはずのワインノムリエは、やや弱気なコメントを吐露してしまったのでした。
ワインノムリエ以上に「3つのよいことノート」の可能性に自信を持っている文房具ソムリエさんは、
「そうですねー。でも商品自体は絶対に良い商品ですし、今の時代、これからの時代に絶対に必要な商品だから、ターゲットに求められるノートだと思いますよ。ただ、やはりモノを売るのではなく、コトを売るような商品なので、使った後の効果や商品のコンセプトが、はっきりわかるような工夫はした方がよいですよねー。」と、ワインノムリエの自己肯定感を高めるコメントをされたのでした。
ワインノムリエは、「はっきりわかる工夫として、何かアイデアはありますか?」
そんな問いかけに対し、文房具ソムリエさんは、
「そうですね。文字中心、コピー中心のPOPでははなく、使う前と使った後の親子の変化がビジュアルで、パーンとクリアにわかるような、イメージできるような、そんなPOPがあれば良いかもですねー。」
そんな新年の楽しい飲み会なのか、ブレストなのかわからない状況の中、ビジュアルで商品の魅力を伝えよう!商品の効果を視覚化させようといったアイデアが進んでいったのでした。
日本を変えるノートになるんじゃないですか!-トップグラフィックレコーダーの言葉に勇気づけられる
「3つのよいことノート」のコンセプトや効果をビジュアルで伝えようという方針が固まりつつある中、文房具ソムリエさんは、ワインノムリエに、あるプロフェッショナルを紹介したのでした。
その方は、山﨑史香さん(ふーちゃん)。
グラフィックレコーダーとして大活躍されている方で、イラスト通訳®コーチ講座を主催し、グラフィックレコーダー、イラスト通訳者を数多く指導されている方。
(イラスト通訳はふーちゃんの登録商標です)
イラスト通訳とは、絵や図、色(グラフィック)ビジュアルを用いて、見えない世界を分かり合える 世界へ描いて通訳することを言うそうです。
文房具ソムリエさんに薦められるまま、ワインノムリエは、「3つのよいことノート」のプロモーションをグラレコに賭けてみようと決めたのでした。
文房具ソムリエさん、ふーちゃん、ワインノムリエとの3人での最初のオンラインMTGのとき、「3つのよいことノート」を見たふーちゃんの第一印象の言葉が、ワインノムリエの自己肯定感を最高潮に高めたのでした。
『このノートは素晴らしいですね!日本を変えるんじゃないですか!』
ワインノムリエは、この言葉で本来のゴールを思い出しました。
「3つのよいことノート」の目的は、日本の親子の自己肯定感と幸福感を高めること。それが日本の親子、ひいては日本を変えることなんだと。それが最終ゴールなんだと。
目先の売上や拡販にばかり気を取られ、「3つのよいことノート」を開発した当初のビジョン、ゴールを忘れていたようです。
その後、ふーちゃんは、ご自身も自己肯定感が下がったときにグラフィックレコーディングに出会い、自己肯定感が高まったエピソードを話され、自己肯定感が高くなるとは、結局、
『自分が自分を好きになる!』と、コメントされました。
「3つのよいことノート」のコンセプトは、「親子の自己肯定感が高まる」、「親子の幸福感が高まる」と小難しくて一般受けしないコピーしか考えられなかったワインノムリエの頭にすぱーんとコメントが入ってきました。そうだこれなんだと。「自分が自分を好きになるノート」なんだと。
出てきそうでなかなか思いつかないこの表現を、文房具ソムリエさんもワインノムリエも気に入り、そのとき、メインコピーが決まったように思います。
お子様と今しかできないハナシをしませんか?-ママ目線の刺さるコピーにうなる
実際のグラレコ制作は、ターゲットユーザー(子供を持つお母さま)に近い方にお願いしたら良いだろうということになり、
ふーちゃんのグラフィックレコーダー仲間の湯朝かりんさんに、ターゲットであるお母さま目線で制作をお願いしました。
『お子様と今しかできないハナシをしませんか?』というコピーは、かりんさんが考えてくださったのです。
日々の家事や仕事に追われ、なかなか子どもさんと向き合って会話できないお母さま、お母さんやお父さんに話を聴いてもらいたいのにできない子どもさん。そのような親子に1日の3つのよいことを振り返る機会をつくり、自己肯定感を高めてほしい。そのような願いをこめてノートを創ったにもかかわらず、その願いをシンプルに伝えるこのようなコピーもワインノムリエには思いつきませんでした。
このコピーも、「自分を好きになる!」と同じくらいワインノムリエにはなかなか思い浮かばないお母さま目線ならではのコピーで、とても気に入っています。
文房具ソムリエさん、ふーちゃん、かりんさん、ワインノムリエとの制作摺り合わせブレストでは、
「ノートは一言で言うと、“家族の交換日記”だよね?」
「使い方のイラストだけでなく、使った後の親子の幸福そうなイラストがあると、ストーリーがわかるよね?」
「親子のイラストに風船を入れて、その中にどんな良い変化が現れるかコメント入れると良いよね?」
とアイデアが飛び交い、かりんさんがその場でイラストを修正し、制作が進められました。
最近、一人で何かと創り上げることが多いワインノムリエには、懐かしくも心地よい時間を過ごすことができたのでした。
そうして生まれたのがこのPOPです。
「3つのよいことノート」の特徴や魅力を的確にビジュアル化されていますね。
そうなんです。この3つのよいことノートは、閉塞感漂う昨今、使い続けると、
「家族の笑顔がふえた!」
「親子で一緒に育ちあう!」
「毎日が楽しい!」
という家族が増えるノートなのです!
多くの人に届き、多くの親子の自己肯定感が高まり、幸福になりますように。